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2015.01.08 Thursday

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    2014.12.15 Monday

    鏝絵細工を探す旅 〜 箱根のクラッシックホテルに飾られていた巨大鏝絵(神奈川県箱根町)

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      明治11(1878)年に創業を開始した箱根・宮ノ下のクラッシックホテルの富士屋ホテルを訪れたのは、11月の中旬でした。

      古い歴史を誇るホテルだけに随所に見所があります。 
       
       

                Dsc_0051                           (巨大な鏝絵やレリーフが飾られている花御殿)


      富士屋ホテルの花御殿に巨大な鏝絵があります。

      作品の横に「羽衣  昭和10年 小倉右一郎作」と書かれた銘板があります。

      小倉右一郎(1881−1962年)といえば、明治、大正、昭和の時代に活躍した彫刻家です。


      Dsc_0007


      小倉はブロンズ像を得意としながら木彫、石彫も手掛け、仏像、肖像、動物、裸婦像など幅広い作域を持っていました。

      ですから鏝絵を手掛けたとしても不思議はないかと思います。

      銘板の中に次のような解説が記されています。

      「羽衣は日本民衆の間に伝えられた口承文学の一つで、また謡曲『羽衣』としても語られている。この伝承を元に洋式なものを導して天女に翼をつけた三人のエンジェルを配し、また彼方にはにほんと富士屋ホテルのシンボルである富士をのぞかせて独特の『羽衣』を構成している」


      Dsc_0008


      この解説文は小倉の門人である松田喜三郎が書いています。

      もう一つ、6頭の駿馬が描かれているこれも巨大な鏝絵です。天翔る駿馬の姿が描かれていて、馬毛の色もそれぞれ違います。


      Dsc_0010


      周りにいろいろなものが置かれていて銘板が見えません。ですから作品名が分かりませんし、作者名も分かりません。デッサンのタッチからすると小倉の作品かと類推できるのですが…。

      小倉右一郎といえば、花御殿の地下に「天の岩戸」という昭和10(1935)年に制作したレリーフです。

      作品内容について、やはり解説書きがあります。

      「日本神話の一場面、高天原での素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱行にたまりかねて天照大神が岩屋戸に隠れたとき、天細女命(あめのうすめのみこと)の乱舞を中心に、神々が奏した雅楽を怪しみ、天照大神が岩屋戸から少しのぞいた所を手力雄神(たぢからおのかみ)が岩戸を開ける瞬間のレリーフです」


      Dsc_0045

      戦後の日本に白井義男に続いてボクシング界に希望の星として現れ、「拳聖」と呼ばれたボクサー・ピストン堀口をモデルにしたといわれ、迫力のある力強さで表現されています。


                       
      2015.01.08 Thursday

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