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2015.01.08 Thursday

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    2014.04.05 Saturday

    鏝絵細工を探す旅 〜 色鮮やかな天女図が遺る満宗寺の内陣(神奈川県横須賀市)

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      横須賀市に遺る鏝絵を見る旅の最後は、私鉄・横須賀中央駅前から路線バスに乗って訪ねました。


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      大多和の満宗寺へ向かうのですが、鉄道便が通っていませんので片道30分少しのバスに揺られての行程です。


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      大多和の地名は、桓武平氏系統の三浦氏から興った氏族の大多和氏がこの一帯を治めていたことに由来するそうです。


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      満宗寺は建久5(1194)年、三浦大介義明を開基として源頼朝が建立して810年余の星霜を経た名刹になります。



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      満宗寺の本堂内の内陣欄間に彩色の鮮やかな4人の天女が遊び、天の音楽を奏でる姿を描いた鏝絵があります。



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      鮮やかな色彩が遺り、保存状態は良好です。


      4体の天女の表情、楽器を奏でる手の動き、そして宙に舞う姿の描き方など動きが躍動しています。



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      昭和9(1934)年、横須賀・林の左官職人だった角崎重次郎(1900−1992年)の作です。


      重次郎34歳時の作品になります。


      年齢からして技量の確かさを伺わせる作品と言えます。



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      重次郎は一代限りの左官職人だったようで、これまでこれ以外の作品は見つかっていません。



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      重次郎については、その年譜なども含めて分からないことが多く、鏝絵の制作技術をどこで体得したかも詳らかでありません。


      天女についてはこれまでも度々記して来ましたので、今回は省きます。



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      横須賀市、三浦半島で見られる鏝絵は、多くの鏝絵師が制作した多彩なものが遺っていて楽しめます。

      決してネームバリューのある鏝絵師とはいえないかも知れませんが、明治から昭和期にかけて
      鏝絵師それぞれが個性的な多くの作品を遺しています。


      2015.01.08 Thursday

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        • 2014.04.08 Tuesday 05:05
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