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2015.01.08 Thursday

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    2014.12.14 Sunday

    鏝絵細工を探す旅 〜 現代人気作家の鏝絵が飾られている世尊院の奥庭(長野県長野市)

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      長野市・善光寺の門前に土産物店、仏壇屋、そば処、漬物屋など多くの仲見世が、終日賑わいを見せています。

      賑わう街路から1歩奥に入ると、全国通々裏々から善光寺に参った善男善女をもてなしてき宿坊が閑静な佇まいを見せています。


      Img_5503   (鳥獣戯画は平安時代末期から鎌倉時代初期に描かれた絵巻物で、 甲・乙・丙・丁の全4巻とその断簡からなります。どのような目的で描かれたのかなど分からない点もあるのですが、こんなに動物が描かれた絵巻物は他にありません)


      宿坊が軒を並べる中に世尊院があります。善光寺大勧進に属する天台宗衆徒20院の一つで、本尊の釈迦涅槃像が安置されていて釈迦堂とも呼ばれています。

      釈迦の入滅の姿を著している涅槃像は鎌倉末期の作と推定される銅製で、等身大の166cmあるといいます。



      Img_5509

       

      その世尊院の奥庭に白漆喰の「波うさぎ」と「鳥獣戯画」の鏝絵があります。

      大分県大分市で鏝絵師として制作活動をしている仁五(ジンゴ=本名・後藤五郎、1948年〜)の作です。


      Img_5505


      世尊院住職夫人の清水育子さんが、数年前に小布施町で開催された仁五作品展を見て仁五フアンとなり購入し展示しているものです。


      Img_5507


      左官職人・仁五は20年間修業を積み、「その後10年かけて現在の漆喰アートを確立した」とWeb上で語っています。

      漆喰アートとは「仁五が独自の感性と技法を用い、日本古来から伝わる『鏝絵』を超越、立体的レリーフを実現したアーティスティックな漆喰彫刻」を指すのだそうです。


      Img_5526           (世尊院の本堂に『牛に引かれて善光寺参りの諺を描いた絵馬が飾られています)



      「日本の伝統技巧である鏝絵を極めると同時に、よりリアルな表現を追及し今までに無い全く新しい独自の鏝絵の技巧を完成させました」(原文のまま)とも言っています。

      「独自の鏝絵の技巧」というのは、世尊院の作品を見て分かるように、着色をせず漆喰本来の白に光と陰影のみで表現することを指しているようです。


             Img_5513


      清水さんは「仁五さんは、現代鏝絵師として心の造形を目指している方。最初に見た瞬間から、うちのお寺に来るべくして出合ったような運命を感じた」と語っています。


                          

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