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2015.01.08 Thursday

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    2013.01.30 Wednesday

    鬼師が遺した飾り瓦   成敗した小鬼の首を手にした鍾馗(小諸市、佐久市)

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      小諸市の駅前近くの飲食店が 建ち並ぶ通りに、一軒、住宅兼小さな町工場の跡のような家屋があり、その軒に瓦鍾馗が上がっていました。



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      この鍾馗さんも瓦鍾馗研究家の小沢正樹さんから位置情報をいただき見てきたものですが、討ち取った厄神の鬼の髪を鷲掴みにして戦勝を誇るかのような顔立ちをしています。



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      小沢さんの集計分析によると、このようなポーズをとる鍾馗は長野県で多く見られる特徴といいます。他県にないわけではありませんが数は少なく、相対的に長野県下に多く見られるといいます。



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      上は、松本市四賀で見た刎ねた首を小脇に抱えた鍾馗です。


      下は、長野市青木島で見たものです。



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      佐久市の岩村田宿跡の民家にも上がっていました。刀剣は欠損してありませんが、左手には討ち取った鬼の首を手にしています。



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      こちらは、戦いで疲れたのでしょうか、討ち取った小鬼の首を携えながら腰かけています。



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      その隣りに鬼首は手にしていませんが、棟の上で厄神の鎮入を許さじと睨みを効かす風貌です。



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      そのまた隣りの屋根に似た姿の鍾馗があります。作りからすると、同じ鬼師が制作したものと類推できますが、家人に聞いても由来ははっきり分かりません。


      その隣の更地になっているところに以前家が建っていたころ、「立派な鍾馗があがっていて、いつも『立派だなあ』と感心しながら見ていた」といいます。


      残念ながら、どのように「立派だった」のか確かめることはできなくなっています。




      2015.01.08 Thursday

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